キャリア

2025.04.18 11:15

2030年までに淘汰される「21の仕事」、時代の変化に取り残されないためには

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時代の変化に備える方法

このデータは次の質問につながる。もしあなたがこれらの分野で働いているのなら、2030年に取り残されないために、そしてキャリアの将来性を高めるために今できることは何だろうか?

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1. 需要がある分野のスキルを向上する

CourseraやWEFが発表しているような求人レポートを分析することで、市場が今後どのような方向に進んでいくかを見極め、「現在、そして将来の需要の高い仕事に備えるために、自分は今、どのようなスキルを身につける必要があるのか」と自問してみよう。すでに2025年において需要が急増しているスキルとして挙げられているものには、AIリテラシー、データ分析、リーダーシップ、ユーザーエクスペリエンス、デジタルマーケティング、批判的思考/問題解決などがある。

2. 応用可能なスキルスタックを強調する

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複数の職務で応用可能なスキルや経験を軸にキャリアのアイデンティティを構築しよう。特に、新しい職で前職での経験や肩書が問われない場合はなおさらだ。プロセス改善、デジタル管理、部門横断的なコラボレーション、ワークフローの最適化など、ほとんどの職務で必要とされる成果を軸に、自分の強みを整理し、強調しよう。

そうした実績を強調することで、採用担当者はもちろん、フリーランスや契約社員の場合はクライアントからも注目を集めることができる。

3. 選択肢を増やす

仕事だけが経済的な支えであり、キャリアアップの生命線であるという状態には決してなりたくない。いくつかの選択肢を持つ必要がある。そうすることで、リスクを軽減し、キャリアのレジリエンス(回復力)を高め、不確実な経済情勢や業界の変化によって企業に対する圧力が高まり、ひいてはリストラにつながるような事態に備えることができる。

後戻りできる選択肢をいくつか持っておくことが重要だ。これは必ずしも複数の仕事をする必要があるという意味ではないが、受動的な収入源、副業、フリーランス、あるいは家族経営の小さな実店舗ビジネスを始めるなど、複数の収入源を持つべきだということだ。

これらの21の仕事は時代遅れになりつつあるかもしれないが、だからといってあなたもそうなる必要はない。時代の変化に取り残されないために、あなたは今何ができるか、考えてみよう。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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